ライフサイクルの属性、案件、クエリのカスタマイズ

プロジェクトのステージ ページやドキュメントをカスタマイズしたら、プロセス テンプレートで指定されている案件と属性を現在の環境で使用できることを確認する必要があります。

CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートの属性とルールに必要なカスタマイズ

CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートのほとんどの部分が現在の環境に適している場合でも、カスタマイズが必要な項目があります。特に、いくつかの属性には値を追加する必要があります。また、2 つの属性の依存関係ルールは、適切に動作するように編集する必要があります。

次の属性は、値の指定が必要です。

初期状態では、これらの属性の値は単にプレースホルダになっています。

次の依存関係ルールは、変更が必要です。

案件と属性の表示名の変更に関する注意

用意されている案件または属性の名前を変更することはお勧めできません。また、以下の変更を検討する場合は、注意が必要です。

案件定義の変更と案件タイプの追加

ステージ ページを変更したり、新しいページを追加する場合は、通常、いくつかの案件とクエリを変更する必要があります。この変更は小さな場合があります。たとえば、次の例のような小さな変更を行うことができます。

その他の変更は大きな変更になります。たとえば、次の例のような大きな変更を行うことができます。

変更の範囲が狭いか広いかに関係なく、案件タイプの追加と変更、その案件タイプの案件の表示に必要なクエリの取得、案件とクエリの正しい使用方法の文書化などは、基本プロセスに従って行う必要があります。

タスクの概要:ライフサイクルの案件とクエリの変更

  1. 関連する案件タイプと属性定義を編集します。
  2. 新しい案件タイプ定義を使用するカスタム クエリを作成します。
  3. クエリ URL をブラウザのアドレス バーにコピーします。
  4. 適切なステージ ページを編集して、新しいクエリを表示します。
  5. URL からドメイン プリフィックスを削除します。
  6. URL 内の特殊文字がエスケープされていることを確認してください。たとえば、アンパサンド ("&") のすべてのインスタンスは "&" の HTML タグに置き換えます。
  7. 新しい案件タイプを追加するか、または案件タイプのグローバル名を変更する場合は、このプロセス テンプレートの template.properties ファイルで説明しておく必要があります。
    詳細については「template.properties ファイルについて」を参照してください。

案件タイプ定義を編集または作成するには

  1. [管理機能] タブをクリックします。
  2. [プロジェクト トラッカー] > [案件タイプ] をクリックします。
  3. オンライン ヘルプに従って、適切な案件タイプを追加または変更します。
    注意:案件タイプを追加または変更したら、プロジェクト オーナーは、その案件タイプを使用する既存のプロジェクトにその案件タイプを追加する必要があります。変更は、templates.properties ファイルにも反映する必要があります。

カスタム クエリを作成するには

  1. 変更するプロセスを使用するプロジェクトがすでに作成されているとして、[プロジェクト] タブをクリックし、このプロセス テンプレートを使用するプロジェクトをクリックします。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[プロジェクト トラッカー] > [案件のクエリ] をクリックします。
  3. [新規作成] をクリックします。
  4. [詳細なクエリ] をクリックします。
  5. クエリ条件を定義します。
  6. 目的のクエリ結果が生成されたら、ブラウザのアドレス バーからクエリ結果の URL をコピーします。
  7. その URL をテキスト ファイルに貼り付けます。
  8. URL 内の特殊文字がエスケープされていることを確認してください。たとえば、アンパサンド ("&") のすべてのインスタンスは "&" の HTML タグに置き換えます。

ステージ ページまたはタブを編集して変更内容を反映するには

  1. プロセス テンプレート ディレクトリに移動します。
    たとえば、project-templates/trunk/www/templates/My-Process/alm-process に移動します。
    My-Process は、プロセス テンプレート ディレクトリの名前です。
  2. Subversion を使用して、top.html を更新します。
  3. 適切なステージまたはタブの snippets ディレクトリにある top.html ファイルまたは bottom.html ファイルを編集します。
    たとえば、project-templates/trunk/www/templates/My-Process/alm-process/1-ステージ/1-定義/snippets/top.html を編集します。
    My-Process は、プロセス テンプレート ディレクトリの名前です。
  4. アクティビティ領域またはテーブルの適切な場所にクエリ結果の URL を貼り付けます。
    たとえば、アクティビティ領域で URL を更新するには、<!-- Start Activity Box --> コメントの下にある適切なリスト項目を見つけます。次に例を示します。
    <li><a href="servlets/Scarab/remcurreport/true/template/Search.vm?nextTemplate=IssueList.vm&action= Search&eventSubmit_doSearch=Search& grp=si&si=&qattdelim=true&it=3&mitdelim=true& col=11%2C13%2C2&coldelim=true" title="検討から除外されたすべての要件を表示します">除外されたすべての要件 </a></li>
    注意:貼り付けられた URL は適切ではありません。
  5. クエリ URL のプリフィックスを削除します。
    プリフィックスは http または https://project.domain です。project はクエリの取得元のプロジェクトの名前です。domain はプロジェクトが存在する場所です。URL は「/servlets/Scarab」で始まる必要があります。
  6. URL 内の特殊文字がエスケープされていることを確認してください。たとえば、アンパサンド ("&") のすべてのインスタンスは "&" の HTML タグに置き換えます。
  7. ユーザがアクティビティ リンクの上にマウス ポインタを置いたときにツール ヒントを表示するには、タイトル属性に情報を追加します。
  8. バージョン管理ツールを使用して、変更をコミットします。

CollabNet ベースライン プロジェクトの案件タイプ

CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートのページには、各ステージに関連する案件を表示するクエリが含まれています。たとえば、[定義] ページには、プロジェクト トラッカー内のクエリへのリンクが表示されます。これらのクエリは、開発中の要件や完了した要件を返します。[設計] ページには、完了した要件のうち、設計中の要件を返すクエリや、設計もすでに完了している要件を返すクエリへのリンクがあります。

CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートの要件案件タイプを使用すると、要件を最初の定義から設計、コーディング、テストまで追跡できます。たとえば、[ライフサイクル ステージ] 属性の値を [定義] から [設計] に変更することで、要件を計画ステージから設計ステージに移行できます。不具合案件タイプを使用すると、テスト クエリやコード & ビルド クエリで不具合を表示できます。

次の表は、CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートで使用される案件タイプ、ユーザがさまざまなステージのさまざまな案件で実行できるアクティビティ、およびクエリ条件に一致する属性値をまとめたものです。

注意:これらの案件タイプは変更できますが、変更する場合は、対応するプロセス テンプレートのステージ ページでクエリ URL を再入力する必要がある場合があります。詳細については、「案件定義の変更と案件タイプの追加」を参照してください。また、グローバルなデフォルト案件タイプをカスタマイズしても、既存のプロジェクトには適用されません。カスタマイズは、変更後の案件タイプを新しいプロジェクトに追加した場合にのみ適用されます。

CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートのデフォルトの案件タイプ

以下は、CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートで使用される案件タイプです。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:要件

この案件タイプが使用されるステージ:定義、設計、コード & ビルド、テスト

説明:要件は、リリースの新しい機能を定義します。

[すべてのアクティブな要件を表示] クエリ リンクは、まだ完了していない案件を表示します。この案件の [ステータス] 属性は、[提出]、[開始済み]、[保留中]、または [再開] になります。

[ステージ 中] クエリから返される要件は、次の属性値を持ちます。

ステージ の準備完了」クエリから返される要件は、「~中」クエリから返される要件と、次の点で異なります。

要件を入力する場合、CollabNet による配布時点の必須属性には、要約、概要、正当な理由、ステータス、ライフサイクル ステージがあります。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:アクション項目

この案件タイプが使用されるステージ:アクション項目は各ステージで使用されます。

説明:たとえば、顧客ケースの処理、製品要件ドキュメントの記述などのアクティビティです。

[すべてのアクティブなアクション項目の表示] クエリ リンクは、ほとんどのステージ ページに表示されます。このクエリを使用して、まだ完了していないすべてのアクション項目を表示できます。

この案件の [ステータス] 属性は、[提出]、[開始済み]、[保留中]、または [再開] になります。

CollabNet による配布時点の必須属性には、ソース、優先度、要約、概要、タスク タイプ、顧客ケース ID、顧客重大度、影響する顧客、ターゲット マイルストーン、ターゲット マイルストーンの目標、アクション項目タイプがあります。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:不具合レポート

この案件タイプが使用されるステージ:コード & ビルド、テスト

説明:

[不具合レポート (すべてのアクティブな項目)] クエリ リンクは、テスト対象になる不具合やテスト中の不具合をすべて表示します。これらの案件の [ステータス] 属性値は、[提出]、[開始済み]、[保留中]、または [再開] に設定されます。

[ステージ 中の不具合レポート] クエリ リンクをクリックすると、テスト中のすべての不具合を表示できます。これらの案件は、次の属性値を持ちます。

[協議のフラグのアクティブな不具合レポートの表示] クエリ リンクをクリックすると、テスト対象になるすべての不具合を表示できます。これらの案件は、次の属性値を持ちます。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:顧客ケース

この案件タイプが使用されるステージ:サポート

説明:

顧客ケースは、顧客から報告された問題や機能拡張要求について説明します。

[サポート] ページで [すべてのアクティブな項目] クエリ リンクをクリックすると、現在作業中のすべての顧客ケースを表示できます。[ステータス] 属性値は、[提出]、[開始済み]、[保留中]、または [再開] に設定されます。

[協議のフラグのアクティブな顧客ケース] クエリ リンクをクリックすると、作成されたが、協議中であるすべての顧客ケースを表示できます。これらの顧客ケース案件は、次の属性値を持ちます。

新しい顧客ケースを入力する場合、必須属性には、ソース、ソース識別子、優先度、要約、概要、タスク タイプ、顧客ケース ID、顧客重大度、影響する顧客、ターゲット マイルストーン、ターゲット マイルストーンの目標、ライフサイクル ステージがあります。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:ユース ケース

この案件タイプが使用されるステージ:CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートには、ユース ケース用の定義済みクエリはありません。

説明:

ユース ケースは、ユーザが新しい機能を使用して実行する具体的なタスクについて説明します。

新しいユース ケースを入力する場合、必須属性には、ソース、優先度、要約、概要、正当な理由、要件 ID、ユース ケース タイプ、ステータスがあります。

ユーザは、[ライフサイクル ステージ] 属性、関連付けられた要件の ID、または案件タイプに基づいて、ユース ケースのアドホック クエリを発行できます。CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートでは、ユース ケース案件タイプのほかに、テンプレート ディレクトリに Word 形式のドキュメント テンプレートが提供されています。通常は、このテンプレートを [定義] または [設計] ページからアップロードします。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:テスト ケース

この案件タイプが使用されるステージ:

説明:

テスト ケースは、機能に不具合がないかどうかを検証するためにテストする必要がある状況について説明します。

テスト ケースを入力する場合、必須属性には、ソース、優先度、要約、概要、システム、サブシステム、カテゴリ、サブカテゴリ、ステータスがあります。

ユーザは、[ライフサイクル ステージ] 属性、関連付けられた不具合の ID、または案件タイプに基づいて、テスト ケースのアドホック クエリを発行できます。CollabNet ベースライン プロジェクト テンプレートでは、テスト ケース案件タイプのほかに、テンプレート ディレクトリに Word 形式のドキュメント テンプレートが提供されています。通常は、このテンプレートをテスト ステージからアップロードします。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:インシデント

この案件タイプが使用されるステージ:展開

説明:インシデントは、自動化された方法によって生成される問題です。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:顧客ケース

この案件タイプが使用されるステージ:サポート

説明:顧客ケースは、顧客から報告された問題や機能拡張要求について説明します。

顧客ケースを入力する場合、必須属性には、ソース、ソース識別子、優先度、要約、タスク タイプ、顧客ケース ID、顧客重大度、影響する顧客、ターゲット マイルストーン、ターゲット マイルストーンの目標、ライフサイクル ステージがあります。

案件タイプ名:CNALM-v1.1:不具合 (読み取り専用)

この案件タイプが使用されるステージ:テスト

説明:読み取り専用の不具合は、Test Director 製品で報告されて CollabNet にアップロードされたコード、ユーザ インターフェイス、およびドキュメントのエラーについて説明します。